とりとめなし





とりとめのない話する悪友





だべり悪友男バージョン!
無駄に高校生パラレルです




普「よし聞けお前らー!」


西「どしたん?何か顔ひどいで」
普「ひどいって何だよ、このイケメンに向かって」
仏「ギル、右頬右頬」
普「んだよ、これのことか。エリザに殴られた」
西「wwwwwwww」
仏「wwwwwwww」
普「おいコラ!何て読むのかわかんねえ反応すんじゃねえよ!」
仏「わろすわろすって読むんだよ」
普「まじで!?」
西「何となくわらわらって読んどった!」
仏「ごめん嘘、今回は何したの?スカートめくった?パンツ見た?何色?ハァハァ」
西「あははは、きもいわー」
普「いや今回はただ歩いてただけなんだけど」
西「wwwwwwwwwwwwwwww」
仏「wwwwwwwwwwwwwwww」

普「だから!だー!ムカつくなお前ら!」
西「あかん、笑い止まらん…!何かしたんやないの?」
仏「育ててた花踏んづけちゃったとかさ」
普「いや、『そういえばこないだローデリヒさんの眼鏡に悪戯したでしょ』って2ヶ月前の件で」
西「何その時差」
仏「クラスメイトだからその2ヶ月間に顔合わせてるはずだけど、まあ急に思い出したんだろうな。女の子にはよくあることだ」
普「で、だ!まあ聞け!」
西「何何?仕返しするん?」


普「バンドやろうぜバンド」


仏「唐突!今までのエリザの流れ何!!?」
普「エリザの話振ってきたのそっちだろ」
西「なんでバンドなん」
普「いや、今度の学祭でコンテストやるんだと。賞金がすげーんだぞ!」
仏「うわっ何この額!生徒会主催だったろコレ!?」
西「アーサーか!?怖っ!どっからこんな金ぶんどってきたんやあいつ!」
普「てかお前知らなかったのかフランシス」
仏「最近さぼってたんだよね…仔猫ちゃん達とのデートが忙しくてさ」
普「次生徒会に顔出したらお前アーサーからフルボッコだな」
西「強く生きるんやで」
仏「ちょ、やめて!やめて!若干びくびくしてるんだから!」
西「バンドかあ、でもやるとしてもフランシス入るなら駄目なんやない?」
仏「ああ、採点は全校生徒だから問題ないのよねこれが」
普「じゃあやろうぜ!」

西「えー………まあええけど…誰が歌うん?ギルちゃん?」
普「あー…いや実は俺ドラムやりてえんだけど」
西「え、俺歌わんで!フランシスやりーや!」
仏「いや、お兄さんはこういうのはサブな役回りでいたいかな」
普「あれ、ボーカルいなくね?」
仏「最初に気づいてよ、それ」
西「誰かに頼めばええやん」

普「ルッツ?」
仏「絶対嫌がると思う…」

西「ロヴィは?女の子票入るでー」
仏「ロヴィーノ?お前、ロヴィーノ入れたいならメンバーに女の子入れないと」
普「ていうかあいつも絶対嫌がるだろ」

西「えー、ほんなら本田君かフェリちゃんは?」
仏「本田君は確実に善処するね」
普「フェリちゃんいいな!誘うか!」
仏「練習来なさそうだなー、あ、フェリシアーノは駄目だ」
普「何で?」
仏「だってあいつ美術部じゃん、学祭に展示する絵描く方が忙しいでしょ」
西「あー…」

普「フランシスお前誰かいないのかよ!」
仏「えー…歌上手くて?票集めてくれそうな?………アーサ無理無理無理」
普「無理無理無理無理!」
西「無理無理無理無理!」
仏「危なっ!咄嗟に案とはいえ恐ろしい候補をあげるとこだった!」
西「ほんまや!絶対嫌やで!」

普「じゃあどうすんだよ!」
仏「もうギル歌いなよ」
西「せや、ギルが歌いー。もう面倒くさいわ」
普「だから俺はドラ……」

仏「ドラム?ギルちゃん、君の美声を待ち望む数百人の生徒がいるんだよ?」
西「あー!ギルちゃんの歌に乗せて演奏したいわー!」

普「ドラ………」

仏「優勝したらエリザも見直してくれたりして」
西「ギルちゃんすてきー!」

普「しょっ………うがねえなー!いっちょやってやっか!」



仏「最初からこうしとけばよかった」
西「ところでもう昼休み終わったんやけど……」





ほんとにとりとめないな!



(10.04.08ログ、10.06.28up)