あとがき
(何度も言うけど捏造なので史実に忠実ではありません)
仏が駆けつけたとき、すでにあの子の処刑は終わっていました。
英は処刑の場に立ち会いました。
最期まであの子は自分の祖国に忠誠を誓って逝きました。
仏は、今までの経験上これからまた時を重ねるうちに
自分は彼女を忘れるのだろうと思ってそれに抗うべく傷を作り続ける。
英は、終わったことは切り捨てて生きていこうとするため心底仏のやり方を蔑んでいます。
でも、毎年毎年仏がやって来るので、別の争いの際に
まだ記憶に残ってるあの子の最期を語ってやった、という感じです。
あとしょっちゅう仏が腰を下ろしてるのは川岸。
あの子の灰は土ではなく川に流されたとウィキ先生に描いてたので従ってみた。
基本的に、仏とあの子は願いがすれ違う
お互いがお互いの幸せを願っているんだけども、肝心な部分でほんの少しすれ違う。
私の中ではそういう二人。
なんか悲しい。
面倒かと思いますが、ブラウザバックで戻って下さい
仏はあの子に人並みの幸せを望んで、さらにそれを与えられなかったことに罪悪感を持ってる。
でもあの子の本当の幸せがどこにあったかは、
本人にしかわからない。
そういうこと。
(09.10.04up)